SEOで使われる用語の中に【パーマリンク】というものがあります。
っと、その前によく「SEOの意味すらわからん!」という人もいると思うで。
SEOとは検索エンジン最適化の意味で
Sarch Engine Optimization の頭文字をとった略語です。
まあ、そんな難しいことは置いといて、
パーマリンクの設定はやっといた方が絶対良い!
という事を今回の記事で理解してもらえればと思います。
目次
パーマリンクとは?
簡単に言うと、パーマリンクとはあなたのブログ記事のURLの末尾部分。
例えば、このブログのURLは
https://ideatree.jp
になりますよね。
で、記事ページに飛ぶとURLが次のようになってて、
「/」(スラッシュ)から後ろの部分が記事のURLになります。
https://ideatree.jp/hukugyouhajimeyou
赤い部分がパーマリンクです。
で、ワードプレスをインストールした最初は
パーマリンクの設定が
http://あなたのブログドメイン/?p=記事番号
となっています。
このままじゃ具合悪いのか?という疑問になりますが
例えば、あなたが500円ランチについて記事を書いたとします。
パーマリンクを設定していないとなると
http://あなたのブログドメイン/?p=22135
のような、わけのわからん記事URLとなってしまいます。
パーマリンク設定をするとなると、
http://あなたのブログドメイン/lunch500
と、ドメインを見るだけで「ああ、あの記事ね」と理解できます。
そして見た目もスッキリ!!
パーマリンク設定方法
では早速設定をしていきましょう。
まず、ダッシュボードから【 設定 】を開きましょう。
設定をクリックすると右側の上の方に【 パーマリンク設定 】が出てきます。
パーマリンク設定を開くとデフォルトの【基本】にチェックが付いてあります。
この中の【カスタム構造】にチェックをいれます。
先に、カスタムには2パターンの方法があることを紹介していきたいと思います。
① https://あなたのブログドメイン/カテゴリー名/記事タイトル
② https://あなたのブログドメイン/記事タイトル
①と、②の違いは記事タイトルの前に『カテゴリー』を入れるパターンになります。
パーマリンク設定おススメは?
SEO的にも理想的な形は①の「カテゴリー名」をいれるパターンになります。
例えば、
https://あなたのブログドメイン/ランチ/カレー
これだと、あなたのブログの「ランチ」のカテゴリーの中にある、
「カレー」の記事。
と、クローラーさんにもわかりやすい構造になっています。
読者が見ても、なんとなくブログの構造がわかりますよね?
なのでこの形がSEO的にも1番ベストなパーマリンク設定となっています。
ただし、この形をとる場合デメリットもあるので注意が必要です。
それは、
カテゴリー名を変更したいと思った時
パーマリンクは1度設定してしまうと、
変更することをしてはいけません。
カテゴリー名を変更してしまうとURLまで変わってしまい、
そこに紐づけしている記事のURLも変わってしまうことになります。
「え?URLが変わるとどんな恐ろしいことが起きるん??」
と、わかっていないあなたにお伝えしましょう。
まず今までのアクセスやリンク、色々なことがリセットされてしまうんです!
もちろんクローラーは記事のURLが変わったことで
『生まれたての新しい記事』と認識してしまいます。
もしあなたが「今後、絶対にカテゴリーは変えへんよ!!」
と強い意思をお持ちなら、こちらの設定をおススメします。
その場合、先ほどのカスタム構造の枠の中にはこのように記入してください。
/%category%/%postname%/
もし、今後カテゴリー名を変更する事になるかもしれない場合は
次のように記入します。
/%postname%/
最後に【変更を保存】ボタンをクリックして完了です。
私の場合、後からカテゴリー名を変えたり整理する事が多いので
あえて『縛り』を作りたくないので
SEOは残念ですが【投稿名】のみの設定にしています。
はい、この設定がおわると自分でパーマリンクを自由に
編集することができます。
記事タイトルの下にある部分を見てみましょう!
ブログドメインの後が日本語表記になっていますね。
右にある【編集】をクリックすると下のように自由に表記できる枠が出てきますので
自分がわかりやすいローマ字などに変更しましょう。
もちろん数字を使っても大丈夫です。
記入したら右側の【OK】をクリックします。
青く表示されたら完了です。
カテゴリーのスラッグも変更しておく
パーマリンクの設定が完了したら、
カテゴリー名の【スラッグ】も変更しておきましょう!
ダッシュボードから【 投稿 】、【 カテゴリー 】の順に進みます。
もし、すでのカテゴリーを作成しているなら
一覧表から【 クイック編集 】にて簡単に書き換えができるようになります。
スラッグもパーマリンクと同じように英数字で表記します。
名前=日本語表記
スラッグ=英数字(ローマ字など)
途中でパーマリンクを変更しても良いの?
絶対やめといた方がいい!!
時々見かけますが、
文字化け的な記事URLの人。
https://nantarakantara.com/%3E%6E88g%56%980J%・・・・・
↑ こんなやつ。
見るたびに気持ちが落ち込むでしょうけど仕方ありません。
なぜなら次のようなリスクを伴うからです。
・Googleからの評価がリセットされる
・ブックマークやSNSの評価がリセットされる
もし、まだ記事をアップして間もないなら途中で変更しても
さほど影響は受けません。
「どのくらい?」と聞かれてもちょっと困りますけど
私の経験で言うと、1週間くらいならセーフでした。
それ以上時間が経っているなら、もうあきらめましょう!
今後から、記事を更新するときに気を付ければいいのです。
パーマリンク変更してエラーが出た場合
たまにですが、パーマリンクを変更してエラーが出る場合があります。
【 404エラー 】というやつです。
この数字を見たら頭が真っ白になるかと思いますが、
必ず原因がありますので修正していけば元に戻ります。
原因1:カスタム構造の表記部分に、「?」などの記号を使ってしまっている
解決法 ⇒「?」等の記号を削除して再度登録し直す
原因2:【スラッグ機能】を使っていない
解決法 ⇒【表示オプション】で【スラッグ】にチェックを入れる
投稿ページの上の方に小さいタブがあります。
この中に【スラッグ】が入っているのでチェックをいれてみましょう。
他にも色々な原因で不具合が起きたりする場合がありますが
それはまた後日別の記事でゆっくりと紹介していきたいと思います。
どうしてもパーマリンクを変更したい場合
何がなんでもパーマリンクを変更しなくてはいけない時も
もしかしてあるかもしれません。
そんな時に使えるのが301リダイレクト
「そのの記事は、こっちに移ったんだよ!」
とお知らせする機能になります。
これはブログを引っ越す時にも使うことができるので便利です。
もちろんその時のブログの評価も引き継ぐことができるので大変ありがたい!
それがこれ
このプラグインを使うことで簡単に301リダイレクトができてしまいます。
ダウンロードし、有効化をクリックしてインストールしていきます。
ダッシュボードから【ツール】、【Redirection】の順に進みます。
次のような設定画面が開きます。
『 ソースURL 』には以前のURLを貼り付けます。
『 ターゲットURL 』には新しく転送したい先のURLを貼り付けます。
記入したら【転送ルールを追加】をクリックして完了です!
ちゃんと転送できているか、確かめてみましょう!
まとめるとこうなる
パーマリンクやらスラッグやら、
ワードプレスを運営するのは結構めんどくさいことが出てきます。
だけどこれらの細かい作業をしていくことで
SEO効果をあげGoogleさんの評価もあがっていくわけです。
小さなことかもしれませんが、
「ちりつも効果」でやってない人とやっている人とで
絶対に差が出てくることは間違いありませんので
みなさん出来る事が少しでもあるのなら、それに向き合っていきましょう!
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